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イオン/3~8月「トップバリュ」売上高10%増、MZ世代向け商品強化

2023年08月31日 18:17 / 商品

イオントップバリュは8月31日、プライベートブランド「トップバリュ」の2023年度上期(3~8月期)の推定売上高が前年同期比10%増となったと発表した。同時、イオンモール幕張新都心で開催した「トップバリュ2023年度秋の新商品説明会」で、土谷美津子社長が明らかにした。

<土谷社長>

土谷美津子社長は、「上期は新商品が好調に推移したほか、新商品の効果として、20代、30代といった若い客層の購入が伸びた。これまで、トップバリュの主要顧客層は50代、60代で、20代に山はなかった。ところが、上期に投入した商品では、20代に購入の山がある商品も生まれた。昨年から取り組んできた商品開発が実を結びつつあり、手ごたえを感じている」と述べた。

現在、「トップバリュ」は、オーガニック&ナチュラルブランド「トップバリュグリーンアイ」、中核ブランド「トップバリュ」、値ごろを意識した「ベストプライスbyトップバリュ」の3つのブランドを展開している。

ブランド別の動向について、土谷社長は、「上期当初は、値上げラッシュもあり、『ベストプライス』の伸びが高く全体を牽引していた。しかし、『さあ、ワクワクするほうへ!』を開発コンセプトとして、Z世代を意識した商品開発をすすめた結果、トップバリュ『もぐもぐ味わうスープ』はシリーズ累計で130万食を突破するなどヒット商品となった。トップバリュ『プレミアム生ビール』も発売1カ月で100万本を突破するなどヒット商品が続き、上期中旬からは『トップバリュ』の伸びが大きくなった。現在は、『ベストプライス』『トップバリュ』が同じくらい伸びている。『グリーンアイ』で大きなヒット商品がないので、ここの商品開発も強化したい」と説明した。

下期からは、「トップバリュおうちで楽しむCafeごはん」全11種類(本体298円~398円)、「同マジックナッツ」5種類(各40g各198円)、「同クラフテル」2種類(各270ml各350円)、「トップバリュ グリーンアイオーガニック うまみとじこめ野菜」5種類(258円~398円)、「同 北海道別海町から『矢口牧場限定』オーガニック牛乳」(1000ml498円)を投入する。

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