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政府/マスク・食料品の供給状況を説明「冷静な対応」お願い

行政/2020年03月27日

菅義偉官房長官は3月26日、記者会見で現在のマスクと食料品の供給状況を説明し、国民に冷静な対応を求めた。

――マスクの供給状況はどうなっていますか

菅官房長官 マスクについては、今月から月6億枚程度の供給を確保することにしております。同時に医療機関や介護施設など、特に感染拡大の防止の観点から必要とされる場所にマスクの供給を確保することが必要だと思っております。このため、医療機関向けマスクについては、2月から都道府県の要請に基づいて感染症指定医療機関に対し優先的供給をする仕組みを開始し、これまでに約230万枚を提供したと承知しております。また、3月からはこうした取り組みを抜本的に強化し、医療機関については、各省庁の保有するマスク250万枚に加え、増産と輸入拡大を通じて1500万枚を、介護施設においては、再利用可能な布製マスク2000万枚を国が確保し、必要な医療機関や介護施設に順次、配布しているところであります。できるだけ、早期に医療機関などのマスク不足が解消されるよう供給力の確保や必要な医療機関への優先配布に取り組んでいきたい。そのように思います。

――文部科学省が学校再開に向けて手作りマスクを推奨しています。政府としては4月に一般向けのマスクの供給は難しいという認識なのですか。

菅官房長官 マスクについては、いま申し上げました通り、今月は6億枚、その中で、医療機関、介護、公共事業などに優先供給して欲しいという要望の中で、店頭に十分なマスクが並んでない状況であると認識してます。引き続き政府として、受給の状況を注意深く確認をし、必要な対策をスピード感を持って講じるとともに、分かりやすく国民の皆さんにも情報を提供していくことで、少しでも早く品薄状況が解消されるよう取り組んで行きたいと思います。

――世界的にも物資不足に対する国民の不安が高まっていますが、これに対する対策はありますか。

菅官房長官 例えば、マスクについては、さまざまな対策を講じて、品薄状況を改善するということになっています。また、トイレットペーパーであれば十分な供給があることをメディアの人にもご協力をいただきながら、国民の皆さんにお伝えすることで、日本全体を見れば品薄状況は徐々に改善しつつあると思っています。

足元の都内のスーパーでありますけども、一部の食料品で品薄になっていますが、食料品は全般的に十分な供給力があり、すでに一部のスーパーでは通常の2倍から3倍に入荷を増やす。こうしたところもあると聞いております。国民の皆さまには、改めて冷静な対応をお願いしたいという風に思います。

また、一部にスーパーが営業時間の短縮を検討するとの報道がありますが、スーパー業界からそのような動きはない。供給も必要に応じ増やしていくという方針であると、こういう風に聞いています。

――自民党の各部会で、経済対策として和牛や魚介類の商品券などの検討内容が伝えられ、SNSを中心に批判の声があがっています。すぐにもでも現金を給付すべきという意見がありまが、どう考えていますか。

菅官房長官 まず現在の感染拡大の防止を最優先に、そして雇用の維持と事業の継続を最優先にした緊急対応、さらには今後の経済回復に向けて、政府は全力をあげて取り組んでおります。目下、政府与党を含め、さまざまな議論・ご意見があると承知していますが、できるだけ即効性がある、効果があるものになるよう、早急に検討をすすめていきたい。このように思います。

――長官宛てにライブハウスや劇場などを営業する関係者から、営業停止に伴う休業補償の要望があったと思います。これにはどう対応しますか

菅官房長官 本日、ライブハウスなどを運営する関係者の方からお話を伺う機会がありました。売上の減少を余儀なくされており、支援をお願いしたいというご要望でした。現在、まずは感染拡大の防止を最優先に、さらに雇用の維持と事業の継続のための緊急対応、さらには今後の経済活動の回復に向けた思い切った措置について、政府をあげて検討しており、事業継続に困難をかかえた方には、できるだけ事業を継続できるよう検討を進めているところです。

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