寺岡精工/軽減税率対応の飲食店用タッチパネル式券売機
2019年05月13日 16:10 / IT・システム
寺岡精工はこのほど、軽減税率対策補助金対象機種の指定を受けたキャッシュレス専用の縦型タッチパネル式券売機「DeliousLio(デリオスリオ)キャッシュレス」を発売した。
全国の外食企業・飲食店・ホテル・イートイン併設の商業施設などに提供する。
本年10月1日より軽減税率制度が実施され、外食サービスの場合、同じ商品を購入しても店内飲食の場合は10%、テイクアウトは8%と税率が異なる。
それに伴い、取り扱う商品の適正税率を把握し、お客に正しく情報を知らせるために、小売・外食サービスでは複数税率対応レジ・券売機の導入や改修などが必要となる。
「DeliousLioキャッシュレス」では、このような複数税率への対応が同一機種内で設定ができる。
現金非対応のキャッシュレス決済のみにしたことで、注文時の会計時間を大幅に短縮する。
現金機とキャッシュレス機との併用もでき、カウンターデザインや用途に合わせて、「スタンド型」や「カウンタートップ型」が選択できるなど、豊富なシステムバリエーションを実現する。
カウンタートップ型(税別115万円)、スタンド型(130万円)。
「DeliousLioキャッシュレス」は軽減税率対策補助金対象機種に指定されており、中小企業・小規模事業者様の負担軽減のために、補助金申請の代理申請などのサポートを寺岡精工が行うこともできるという。
飲食加工やサービスに携わるスタッフが現金に触れることがないため、衛生的なホール運用が可能になるとともに、業務負担を大幅に軽減させ、職場の働き方改革・職場環境の改善にもつながる。
昨今、飲食業界における深刻な人手不足を背景に、これまで導入を考えていなかった業態や店舗からも券売機への注目が集まっている。
券売機は注文から支払までの一連の会計処理の迅速化を図ることができ、席占有時間を短縮することによりピーク時の回転率をアップさせることができるなど、店舗運営の効率化に貢献する。
<DeliousLioキャッシュレス(カウンタートップ型)>
「DeliousLioキャッシュレス」は、クラウド型マルチ決済サービス「Payoss(ペイオス)」を導入することで、クレジットカード・各種電子マネー・モバイル決済にも対応。訪日外国人客にも利用しやすい仕様となっている。
ペイオスは、寺岡精工が開発した「端末の提供から決済データの処理までワンストップで提供する」クラウド型マルチ決済サービス。
2018年施行の「改正割賦販売法」への対応などクレジットカード決済のセキュリティ対策だけでなく、業務効率化や決済情報の見える化、インバウンド対策まで、決済に関する店舗の課題に対応する。
決済アプリケーションをTERAOKA決済ゲートウェイセンターに集約し、「高い安全性」と「高速処理」を「低価格」で実現し、今後の「拡張性」も視野に入れている。
注文画面は縦型22インチ液晶ワイド画面を採用。お客が視認しやすく、スムーズに注文できる。
訴求したい商品や店舗のイメージに合った画面デザインを、専用クラウドで自由にカスタマイズできることも特長のひとつとなっている。
■問い合せ
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