NTTデータ/レジなし実験店で顔パス入店「ダイナミックプライシング」も
2020年01月17日 17:00 / IT・システム
NTTデータは1月16日、レジなしデジタル店舗出店サービス「Catch&Go」実験店舗にQRコード認証による入店に加えて、「顔認証入店」と「店頭在庫と連携したダイナミックプライシング」を導入したと発表した。
顔認証入店は、顔パスで入店から決済までを可能とし、新たな購買体験を提供。店頭在庫と連携した電子プライスカードによって、適正価格での販売が可能になり、売り上げ向上、廃棄ロス削減を検証できる。
顔認証入店は、消費者は事前にスマートフォンから顔情報を登録し、入店ゲートに設置されたタブレットで顔認証し入店。これまでのQRコード認証による入店に加え、顔認証による入店が可能になることで、スマートフォンを取り出す必要もなく、顔パスで入店から商品購入までの購買体験を提供できる。
また、両手がふさがっている状態での入店が可能。従業員や店舗経営者にとっては、犯罪の抑止力向上につながることが考えられる。
店頭在庫の情報と商品棚に設置された電子プライスカードが連携し、在庫状況に応じて自動的に価格を変更することが可能になる。常に適正価格での販売が可能になることで、売り上げ向上や廃棄ロス削減が期待できるという。
消費者のより便利で楽しい購買体験の実現に向けて、NTTデータでは2019年9月2日より、レジ無しデジタル店舗出店サービス「Catch&Go」を提供。複数の小売業界の顧客と一緒に、実現性、ビジネス拡大に向けた検討を進める中で、より快適な購買体験の提供やリアルタイムに取得した情報のマーケティング活用のため、今回新たに「顔認証入店」と「店頭在庫と連携したダイナミックプライシング」を導入した。
同サービスを2022年度末までに小売業界1000店舗へ導入することを目指す。
■顔認証入店による、レジ無しデジタル実験店舗の動画
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