BIPROGY/ECなど情報管理・共有ツール提供の「インゲージ」に出資
2022年05月12日 12:20 / IT・システム
BIPROGYグループのEmellience Partnersは5月11日、ECサイトなどでのカスタマー・サクセスを支援するインゲージ、産業用ロボットに3D形状処理を組み合わせて製造工程の自動化を行うリンクウィズに出資したと発表した。
今回の出資は、デジタルトランスフォーメーション(DX)領域でのビジネス拡大を目的としたもの。Emellience Partnersは、出資先の2社をワークイノベーション実現のための「共創パートナー」と位置づけ、BIPROGYグループやそのCVCとしてシナジー創出に向けた投資を行うキャナルベンチャーズとも連携しながら、ハンズオン型で各社の事業拡大を推進する。
インゲージはコミュニケーション多様化の時代に求められる情報管理・共有ツールとして「Re:lation」を開発・提供している。顧客からのメールや電話、LINEなど、10種を超えるコミュニケーションサービスからの問い合わせを一画面に集約でき、これを複数のユーザーで共有・管理できる。今年、同ツール内の「クラウド電話オプション」もリリース。通話記録の自動録音・文字起こし機能により、オペレーター業務の改善やトラブル解決が期待できる。
リンクウィズは製造業でのソフトウエアを開発・販売。同社のインライン向け3Dロボット検査システム「L-QUALIFY」では、検査工程で行われている人による目視検査をロボットによる自動形状検査に置き換えることで、高精度な全数検査を実現して不良品の流出を防げるという。
■インゲージ
所在地:大阪府大阪市北区芝田1-14-8 梅田北プレイス14階
代表者:代表取締役 和田 哲也
https://ingage.co.jp/
■リンクウィズ
所在地:静岡県浜松市東区篠ケ瀬町1044-2
代表者:代表取締役 吹野 豪
https://linkwiz.co.jp/
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