ビックカメラ/目標年商1億2000万円「アクアシティお台場」に初の酒専門店
2018年08月08日 15:55 / 店舗レポート
隣接するエアビックカメラの来店客は、約70%が訪日外国人観光客となっている。ビックカメラリカーでは、エアビックカメラの利用者のうち約30%程度がビックカメラリカーにも来店すると見込んでいる。
そのため、インバウンド売上構成比は50%程度を想定している。
お台場に訪れた訪日外国人観光客が、その場でビールを飲みたいといったニーズもあるため、冷蔵ケースでも国産クラフトビールを訴求した。
お台場周辺にはホテルが多くあり、宿泊客の利用も見込まれるため、すぐに冷えたお酒を飲みたいといったニーズにも対応する。
日本酒は、東日本、西日本といった区分けで4合瓶で、全国の日本酒をそろえた。常温ゴンドラ2列を日本酒とした。
お土産需要に対応し、通常店舗では取り扱いの少ない、ミニチアの酒樽を模した商品や浮世絵のラベルの商品をそろえた。
原宿の竹下通りで展開する専門店業態「ビックカメラセレクト原宿店」では、日本を感じさせる日本酒が好調なため、アクアシティお台場店でもお土産的なパッケージの日本酒を強化した。
300ml、180mlといった小瓶と共に、お猪口や徳利といった酒器も併売し、ちょっとだけ日本酒を味わってみたいといったニーズにも対応する。
狭小店舗であるものの、冷蔵ケースは5台設置し、うち1台は飲みやすいスパークリング日本酒のコーナーとした。
季節限定、数量限定といった商品やリーズナブルな商品まで幅広く展開する。
焼酎・泡盛は、定番の芋、麦、米のほか、そば、ごま、しそ、栗など一風変わった原料を使用した全国各地の焼酎・泡盛を販売する。
リキュールでは定番の梅酒を中心に柑橘類などを使用した和リキュールをそろえ、コーナー展開する。
昨年からこだわりの商品が注目を集めているクラフトジンの品ぞろえも強化した。ここでも国産のクラフトジンの品ぞろえを10アイテムに拡大した。
ワインでは、国産ワインも展開し、棚1段に売れ筋の国産ワインを展開する。
ワインでは選ぶ楽しさが必要だと考え、専用什器を活用して、1アイテム1フェースの陳列を採用することで、品ぞろえの幅を広げた。
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