ビックカメラ 決算/9~2月増収増益、携帯電話販売代理店事業が好調
2025年04月11日 13:40 / 決算
ビックカメラが4月11日に発表した2025年8月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高4795億200万円(前年同期比7.1%増)、営業利益149億1500万円(53.5%増)、経常利益158億3400万円(44.9%増)、親会社に帰属する当期利益90億600万円(62.1%増)となった。
物品販売事業の売上高は4732億6400万円(7.3%増)、経常利益は146億2000万円(47.5%増)。
BSデジタル放送事業の売上高は55億3400万円(0.2%減)、経常利益は12億800万円(30.8%増)。
主に携帯電話販売代理店事業が好調に推移したことから、増収を計上した。
利益面は、増収に加え、販管費全体の抑制に努めた結果、各利益段階で大きく伸びている。
店舗面では、グループ会社のコジマが、2024年11月30日に「コジマ×ビックカメラCiiNA CiiNA 屯田店」(北海道札幌市)をオープンした。
また、2024年10月23日に酒類とインバウンドに特化した専門店として、大阪市にビック酒販が、「ビックカメラリカー 大丸心斎橋店」を、同社と日本空港ビルデングとの合弁会社であるAir BICが、「Air BicCamera 大丸心斎橋店」を共同開店している。
通期は、第2四半期までの好調を受け上方修正した。
売上高は前回予想比160億円増の9680億円(4.9%増)、営業利益45億円増の310億円(27.1%増)、経常利益36億円増の320億円(20.0%増)、親会社に帰属する当期利益18億円増の170億円(22.2%増)を見込んでいる。
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