日本百貨店協会/12月の外国人売上高302億円、25カ月連続プラス
2019年01月25日 11:00 / 月次
日本百貨店協会が発表した12月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致委員会委員店(93店)での免税総売上高は約302億2000万円(前年同期比8.4%増)となった。
総売上高は過去2番目の売上で、25カ月連続プラスだった。
購買客数は約44万6000人(10.9%増)で、2013年2月から数えて71カ月連続プラスとなった。
一般物品売上高は約168億7000万円(0.9%増)、消耗品売上高(化粧品、食料品など)は約133億5000万円(19.6%増)。一人当たり購買単価は約6万8000円(2.3%減)。
外国人観光客に人気の商品順位は、化粧品、ハイエンドブランド、食品、婦人服飾雑貨、婦人服・洋品だった。
免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、香港、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシアの順となった。
2018年の年間(1月~12月)免税売上累計は、一般物品が1887億8000万円(17.9%増)、消耗品が1508億8000万円(37.2%増)となり、免税総売上高は約3396億6000万円(25.8%増)となった。
消耗品は化粧品の購入目的が多く、堅調に推移した。一方で、クリスマスシーズンということもあり、ハイエンドブランド、高級腕時計、美術工芸品等の高額品を、買い物するお客が多く散見された。
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