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総合スーパー/11月既存店ドンキ2.2%減など9社苦戦もイオン0.9%増

流通ニュースがまとめた主要総合スーパー13社の月次営業情報によると、11月の既存店売上高は、イオンリテール0.9%増、ユニー2.6%増、イオン北海道1.7%増、ミスターマックス3.7%増と3社のみが前年を超えた。

一方で、イトーヨーカドー3.1%減、ドン・キホーテ2.2%減、イズミ2.7%減、平和堂3.1%減、イズミヤ6.9%減など10社が前年割れとなった。

消費税増税直前の駆け込み需要に対する反動減が10月と比較して緩やかになったものの、買い控えの影響を受けた企業が多かった。

<GMSイメージカット>
GMSイメージカット

■イオンリテール(2019年2月期:売上高2兆1854億円)
既存店0.9%増、全店1.0%増

■イトーヨーカ堂(2019年2月期:売上高1兆2361億円)
既存店商品売上高3.1%減、客数4.6%減、客単価1.6%増
全店総売上計3.5%減、うち商品売上6.2%減、テナント他3.3%増

■ドン・キホーテ(2019年6月期:売上高1兆3289億円)
既存店売上高2.2%減、客数2.3%減、客単価0.2%増、対象店舗数309店(土日休日数1日増)

全店売上高0.7%減、家電製品5.6%減、日用雑貨品2.7%減、食品4.1%増、時計・ファッション用品3.0%減、スポーツ・レジャー用品2.8%減、その他2.5%減
総店舗数325店

11月前半は全国的に晴天の日が多く、気温が高く推移した。月後半は⼀転、雨天の日が多くなり気温が急に下がったことから、厳しい冷え込みとなる日があった。国内消費は、消費税増税直前の駆け込み需要に対する反動減が10月と比較して緩やかになっており、生活必需品を中心に新規購入ニーズが増加した。

インバウンド消費(国別)は、韓国の減少は続いているが、底打ち感が見え始めていることに加えて、ASEAN諸国や中国、欧米がカバーし、4カ月ぶりに前年実績を上回った。

家電製品は、生活家電などの高単価商品は駆け込み需要の反動減の影響が継続している一方で、ゲームソフトやPOSAカードが貢献した。日用雑貨品は、月前半の気温が高かったことから、温熱用品などの季節商品は軟調となった反面、オーラルケア用品などの日用消耗品が伸長した。

食品は、菓子類や麺類などの加工食品がけん引役となった。さらに、牛乳や冷凍食品などの日配品や酒類が好調となった。時計・ファッション用品は、舶来時計などの高額品は苦戦したが、実用衣料や雨具が寄与した。スポーツ・レジャー用品は、プロテインなどのスポーツ用品やアウトドア用品が堅調となった。

■イズミ(2019年2月期:売上高7321億円)
既存店売上高2.7%減、全店売上高0.6%減

■ユニー(2019年2月期:売上高6058億円)
既存店(161店)売上高2.6%増、客数1.2%増、客単価1.4%増
衣料品6.4%増、住居関連品2.6%増、食品1.8%増(土日休日1日増)
全店(165店)売上高10.1%減

11月度は、冬物需要を取り込んだ衣料品、住居関連品のほか、食品も前年超えとなるなど、すべてのカテゴリが順調に進捗した。

衣料品は、メンズ・レディース衣料ともに、カットソーなどの冬物衣料を中心に伸長したほか、月末の気温低下により、女性向けインナーやソックス、ホームウェアなども貢献した。住居関連品は、加湿器や空気清浄機、布団乾燥機などの冬物家電が好調に推移したほか、羽毛布団などの寝具が売上をけん引した。

食品は、野菜が苦戦する一方、鮮魚、精肉、フルーツなどの生鮮食品が伸長した。牛乳、ヨーグルトなどの乳製品やお菓子などの加工食品が寄与した。

なお、ユニーは、決算期を2月期から6月期に変更した。PPIHの100%子会社UDリテールは、11月度に2店をダブルネーム業態に転換し、店舗数は26店となった。

■平和堂(2019年2月期:売上高4376億円)
既存店売上高3.1%減、全店売上高1.8%減

■イズミヤ(2018年3月期:売上高2330億円)
既存店6.9%減、全店6.8%減

■イオン九州(2019年2月期:売上高2243億円)
会社計 既存店2.1%減、全店0.5%減
総合小売 既存店1.8%減、全店2.8%減
ホームセンター 既存店5.3%減、全店8.1%減
その他 既存店2.7%減、全店5.6%増

■サンエー(2019年2月期:売上高1898億円)
既存店3.4%減、総合店1.7%増

■イオン北海道(2019年2月期:売上高1857億円)
企業計 既存店1.7%増、全店1.7%増
衣料 既存店4.7%増、全店4.7%増
食品 既存店2.4%増、全店2.6%増
住居 既存店3.9%減、全店3.9%減

■ミスターマックス(2019年2月期:売上高1185億円)
既存店売上高3.7%増、客数0.3%増
全店売上高1.9%増、客数1.7%減

11月は、月の下旬にかけて気温が低下し、防寒肌着や秋冬素材のラグや寝具などの季節商品の売上が好調に推移した。菓子や加工食品などの食品部門が売上を大きく伸ばしたほか、家電フェア企画などが好評だった家電部門の売上も好調だった。

■オリンピック(2019年2月期:売上高1029億円)
既存店売上高・フード事業3.7%減の40億6900万円、ハイパー事業8.9%減の30億400万円
全店売上高・フード事業4.6%減の40億6900万円、ハイパー事業8.7%減の30億7700万円

既存店客数・フード事業6.8%減の256万4000人、ハイパー事業9.3%減の130万2000人
全店客数・フード事業8.9%減の256万4000人、ハイパー事業8.9%減の132万4000人

既存店客単価・フード事業3.3%増の1587円、ハイパー事業0.4%増の2307円
全店客単価・フード事業4.8%増の1587円、ハイパー事業0.2%増の2325円

■PLANT(2018年9月期:売上高888億円)
既存店売上高5.7%減、客数4.9%減、客単価0.8%減
全店売上高2.9%増、客数3.8%増、客単価0.8%減

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