ファストフード/4月マック6.5%増、ケンタ33.1%増、持ち帰り好調
2020年05月20日 15:20 / 月次
ファストフード3社が発表した4月の月次営業情報によると、既存店売上高は日本マクドナルド6.5%増、ケンタッキーフライドチキンは33.1%増、モスフードサービスでは3.7%増となった。
4月は、マクドナルドは「店内客席の終日利用中止」「店内客席の夜間利用中止」を実施したが、52カ月ぶりに前年割れとなった3月から持ち直した。
ケンタッキーフライドチキンは、持ち帰りが好調で33.1%増と大幅に前年実績を超えた。
■日本マクドナルド(2019年12月期:2817億円)
既存店の売上高6.5%増、客数18.9%減、客単価31.4%増となった。
全店売上高6.7%増だった。4月は、政府による「緊急事態宣言」の発出、自治体による「協力要請」の発表を受けて、「店内客席の終日利用中止」「店内客席の夜間利用中止」「営業時間の短縮」「閉店」などの対応をした。
肉厚ビーフでボリュームがありながら、和の味わいを楽しめる大人も大満足な2種の新バーガー、「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」と「炙り醬油風 ベーコントマト肉厚ビーフ」を「サムライマック」と銘打ち、4月8日から期間限定で販売した。
江崎グリコの人気商品「江崎グリコ プッチンプリン」との初のコラボレーション商品「マックシェイク「プッチンできないけど プッチンプリン」を、4月13日から期間限定で販売した。
人気のパイメニュー「ベーコンポテトパイ」改め、「ベーコンポテトパイセンズ」を期間限定で販売した。
■ケンタッキーフライドチキン(2019年3月期:売上高743億円)
直営既存店の売上高33.1%増、客数7.3%増、客単価24.0%増
全店売上高20.6%増
■モスフードサービス(2019年3月期:売上高662億円)
既存店売上高3.7%増、客数18.3%減、客単価27.0%増
全店売上高2.0%増
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