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経産省/10月の商業動態統計、小売業は6.4%増の12兆4300億円

2020年12月01日 10:40 / 月次

経済産業省が発表した2020年10月の商業動態統計速報によると、商業販売額は44兆8090億円(前年同月比2.3%減)となった。

このうち卸売業は32兆3790億円(6.1%減)、小売業は12兆4300億円(6.4%増)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパーの販売額は1兆6274億円(3.8%増)で、百貨店は4163億円(2.5%減)、スーパーは1兆2110億円(5.8%増)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、婦人・子供服・洋品が6.3%減、紳士服・洋品が6.0%減、その他の衣料品が13.1%増、身の回り品が7.5%増となったため、衣料品全体では1.6%減だった。飲食料品は7.6%減となった。

その他は、家庭用電気機械器具が43.3%増、家具が12.9%増、家庭用品が9.2%増、その他の商品が2.0%増、食堂・喫茶が20.9%減となったため、その他全体では1.3%増だった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>

スーパーの衣料品は、その他の衣料品が19.8%増、身の回り品が9.6%増、紳士服・洋品が1.5%減、婦人・子供服・洋品が0.3%減となったため、衣料品全体では2.7%増となった。スーパーの主力商品である飲食料品は、5.9%増だった。

その他は、家具が17.4%増、その他の商品が7.0%増、家庭用品が6.3%増、家庭用電気機械器具が4.2%増、食堂・喫茶が28.1%減となったため、その他全体では6.6%増となった。

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