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ファミリーレストラン/11月既存店の客数すかいらーく1.1%減、デニーズ1.4%減

2022年12月19日 13:10 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した11月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく7.6%増、サイゼリヤ10.0%増、セブン&アイ・フードシステムズ(デニーズ)1.1%増、ジョイフル16.9%増、ロイヤルホスト10.8%増となった。

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
すかいらーく 7.6%増 6.3%増
サイゼリヤ 10.0%増 10.4%増
デニーズ 1.1%増 1.8%減
ジョイフル 16.9%増 15.8%増
ロイヤルホスト 10.8%増

客数は、すかいらーく1.1%減、サイゼリヤ7.3%増、セブン&アイ・フードシステムズ1.4%減、ジョイフル9.1%増、ロイヤルホスト9.0%増だった。

客単価は、すかいらーく8.8%増、サイゼリヤ2.5%増、セブン&アイ・フードシステムズ2.5%増、ジョイフル7.1%増、ロイヤルホスト1.6%増となっている。

■すかいらーくホールディングス(2021年12月期:売上高2645億円)
既存店売上高7.6%増、客数1.1%減、客単価8.8%増。全店売上高6.3%増。

2019年比既存店売上高12.8%減。

11月は感染者数の増加と物価高騰の影響で客数が減少。一方、客単価は順調に上昇した。

時間帯別は遅めのディナー時間帯(20時以降)以外の売上は回復傾向となっている。地域別は、東北・中国・九州地方の回復が相対的に弱く、ガソリン価格の高騰が車移動をメインとする地域に特に影響しているという。

ガストは、24日にミシュラン1つ星レストランのシェフとコラボした全4品のコース料理を期間限定で提供開始。新規顧客流入と客単価増に貢献した。

バーミヤンは、17日よりワンタンフェアがスタートした。新メニューのワンタン麺はワンタンは海老と豚から、スープは塩と醤油からそれぞれ選べる商品で好調な売れ行きとなっている。

ステーキガストは肉の日食べ放題を29日に開催。過去最高の注文数を記録した。

2022年11月度はリモデル3店、リフレッシュ13店。グループ計3054店舗。

■サイゼリヤ(2022年8月期:売上高1442億円)
既存店売上高10.0%増、客数7.3%増、客単価2.5%増。店舗数1036店。

全店売上10.4%増、客数7.8%増、客単価2.4%増。店舗数1072店。

休業2店、閉店1店だった。

「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2022年2月期:売上高447億円)
デニーズ
既存店売上高1.1%増、客数1.4%減、客単価2.5%増。

全店売上高1.8%減。

■ジョイフル(2022年6月期:売上高466億円)
既存店売上高16.9%増、客数9.1%増、客単価7.1%増。

全店売上高15.8%増、客数8.1%増、客単価7.1%増。

退店1、店舗数合計565店。

■ロイヤルホールディングス(2021年12月期:外食事業450億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高10.8%増、客数9.0%増、客単価1.6%増。

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