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総合スーパー/11月はイオン1.8%増、PPIH9.2%増、ヨーカドー0.9%増

2023年12月26日 14:20 / 月次

流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、11月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール1.8%増、PPIH(国内リテール主要4社)9.2%増、イトーヨーカドー0.9%増となった。

<11月の実績>

社名 既存店売上高(前年同月比) 全店売上高(前年同月比)
イオンリテール 1.8%増 4.7%増
PPIH 9.2%増 10.2%増
イトーヨーカ堂 0.9%増 1.2%増

イオンリテール(2023年2月期:売上高1兆5956億円)
既存店1.8%増、全店4.7%増

総合小売事業のイオンリテールの既存店売上高は、17カ月連続で前年実績を上回った。17日から開催した「ブラックフライデーセール」では、プレミアムな商品から、話題の美容家電、お得な生鮮品まで商品を取り揃えた予約販売会や、イオン限定の「オリジナルブラック商品」などの販売が好調だった。食品では、グロサリー、デイリーフーズ、デリカ、農産、水産などが好調に推移し、既存店売上高が前年実績を15カ月連続で超えた。ヘルス&ビューティケアでは、化粧品や医薬品、調剤、ペット用品などが引き続き好調で、既存店売上高が21カ月連続で前年を上回った。

PPIH(2022年6月期:売上高1兆8312億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上9.2%増、客数1.4%増、客単価7.8%増、対象店舗数588店
全店売上高10.2%増、対象店舗617店

・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高13.0%増、客数3.0%増、客単価9.8%増。家電製品13.9%増、日用雑貨品16.8%増、食品9.5%増、時計・ファッション用品15.4%増、スポーツ・レジャー用品18.9%増、対象店舗459店。全店売上高15.0%増、店舗数486店

・GMS事業(ユニー)
既存店売上高0.1%減、客数2.5%減、客単価2.5%増
衣料品7.5%増、住居関連品2.1%減、食品0.9%減
対象店舗数129店。全店売上高1.3%減、店舗数131店

イトーヨーカ堂(2023年2月期:売上高6542億円)
既存店総売上高(SC計)0.9%増、商品売上1.5%減、客数0.1%減、客単価1.6%減、テナント6.2%増
全店総売上計1.2%増、うち商品売上0.8%減、テナント他5.5%増

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