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カジュアル衣料/12月既存店ユニクロ15.4%減、しまむら2.4%増

2024年01月30日 12:35 / 月次

カジュアル衣料4社の12月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ15.4%減、しまむら2.4%増、西松屋2.9%減、ハニーズ1.9%増となった。

<12月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 15.4%減 14.1%減
しまむら 2.4%増 2.3%増
西松屋 2.9%減 1.0%増
ハニーズ 1.9%増 2.1%増

■国内ユニクロ事業(2023年8月期:売上高8904億円)
既存店(738店)+Eコマースの売上高は15.4%減、客数14.6%減、客単価0.9%減
直営店(800店)+Eコマースの売上高は14.1%減、客数13.4%減、客単価0.8%減
出退店は、出店0店、退店1店だった。

12月は、月を通して気温が高く推移し、冬物商品の販売に苦戦したことで、既存店売上高は減収となった。

しまむら事業(2023年2月期:売上高6161億円)
既存店売上は2.4%増
全店売上2.3%増、客数0.1%減、客単価2.5%増
出店3、退店2で、月末店舗数1415店

12月度は、月度上旬と月度最終週に気温が低下したことで、アウター衣料と実用品の冬物が売上を伸ばした。販促では、創業70周年の大感謝祭と総力祭が集客に効果的だった。PB「CLOSSHI」のあたたか素材を使用した「FIBER HEAT」や高価格帯の「CLOSSHI PREMIUM」が、婦人アウター衣料や肌着・靴下、寝具・インテリアで好調となった。

■西松屋チェーン(2023年2月期:売上高1695億円)
既存店売上高2.9%減、客数5.4%減、客単価2.6%増
全店売上1.0%増、客数1.5%減、客単価2.5%増
出店7店、退店1店で、月末店舗数は1108店舗

12月は、後半の気温が前年と比較して高めに推移し、冬物衣料の売上高が前年を下回った。一方、育児・服飾雑貨の売上高は好調に推移した。

■ハニーズ(2023年5月期:売上高548億円)
既存店売上高1.9%増、客数1.3%減、客単価3.3%増
全店売上高2.1%増、客数0.6%減、客単価3.3%増
出店1、退店0、月末店舗数874店

12月は、上旬はアウターやあったか素材のアイテムが好調に推移した。中旬からは気温が高かったことで伸び悩んだが、既存店売上は前年を上回った。商品としては、ジャケット、カットソー、ニットが売れ筋となった。

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