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ファミレス/1月既存店すかいらーく10.5%増、サイゼリヤ22.6%増

2024年02月26日 10:00 / 月次

ファミリーレストラン主要4社が発表した1月の月次営業情報によると、既存店売上高は、すかいらーく10.5%増、サイゼリヤ22.6%増、ジョイフル14.9%増、ロイヤルホスト4.6%増だった。

客数は、すかいらーく9.4%増、サイゼリヤ19.4%増、ジョイフル7.0%増、ロイヤルホスト1.7%増となっている。

客単価は、すかいらーく1.0%増、サイゼリヤ2.7%増、ジョイフル7.4%増、ロイヤルホスト2.9%増となった。

既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
すかいらーく 10.5%増 9.2%増
サイゼリヤ 22.6%増 20.7%増
ジョイフル 14.9%増 14.5%増
ロイヤルホスト 4.6%増

すかいらーくホールディングス(2023年12月期:売上高3548億円)
既存店売上高10.5%増、客数9.4%増、客単価1.0%増、全店売上高9.2%増。

1月は各ブランドで実施したアプリ配信の「お年玉クーポン」(4日~17日)が好評。アルコールやキッズメニューのクーポンを配信し、客数に貢献している。

ガストでは、博多明太もつ鍋屋「やまや」監修のフェアメニュー、いちごとチョコレートのフェアスイーツ、映画「スパイファミリー」のキャンペーンにより客数・客単価とも好調だった。

しゃぶ葉は13日放映のTVパブリシティと、25日開始の帆立豆乳だしとチーズのフェアにより、客数増。夢庵は大相撲陸奥部屋「ちゃんこ霧島」監修の「霧島ちゃんこ鍋」を11日に導入、過去5年間の夢庵の鍋メニューの中で最大の販売数を記録している。

ジョナサンは、選べる昼プチセットや和膳ランチ、人気商品復活など2023年11月のメニュー改定の効果で業績が堅調だった。

1月度は、新店0店、業態転換4店、リモデル0店。グループ計2963店舗(改装により一時休業中の7店舗を除く)。

サイゼリヤ(2023年8月期:売上高1832億円)
既存店売上高22.6%増、客数19.4%増、客単価2.7%増。店舗数1033店。

全店売上高20.7%増、客数17.7%増、客単価2.6%増。店舗数1049店。

休業2店舗、閉店3店舗だった。

「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。

■ジョイフル(2023年6月期:売上高590億円)
既存店売上高14.9%増、客数7.0%増、客単価7.4%増。

全店売上高14.5%増、客数6.6%増、客単価7.4%増。

出退店0、店舗数合計470店(FC除く)。

ロイヤルホールディングス(2023年12月期:外食事業618億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高4.6%増、客数1.7%増、客単価2.9%増。

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