イオン/8月はイオンリテール既存店2.1%増、熱中症対策・お盆企画など奏功
2025年09月10日 16:13 / 月次
イオンが発表した8月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール2.1%増、イオン北海道1.8%増、イオン九州2.0%増となった。
スーパーマーケットでは、マックスバリュ東海0.8%減、フジ0.6%減だった。
CVSのミニストップは2.2%減、専門店ではキャンドゥ1.7%減、コックス7.6%増、ジーフット3.0%減となっている。
<主な連結各社の8月売上高前期比伸び率一覧>
業態 | 社名 | 前年同期比 | |
全店 | 既存店 | ||
GMS | イオンリテール | 2.7%増 | 2.1%増 |
イオン北海道 | 9.2%増 | 1.8%増 | |
イオン九州 | 0.5%増 | 2.0%増 | |
SM | マックスバリュ東海 | 0.1%減 | 0.8%減 |
フジ | 0.3%減 | 0.6%減 | |
CVS 専門店 |
ミニストップ | 3.7%減 | 2.2%減 |
キャンドゥ | 0.8%増 | 1.7%減 | |
コックス | 7.0%増 | 7.6%増 | |
ジーフット | 5.8%減 | 3.0%減 |
8月は全国的に猛暑日が続く中、環境省と連携した地域における熱中症対策の啓発や、地域住民に涼しさと楽しさを感じてもらえる取り組みを実施。お盆の時期にも、さまざまな企画を用意した。
総合小売事業のイオンリテールは、既存店売上高が6カ月連続で前年を上回った。食品は、デイリー、生鮮食品、デリカ、食品専門店が好調に推移し、特に、本年重点的に取り組んだピザの売上が大きく伸長したことで、既存店で36カ月連続の前年越えとなっている。
サービス・専門店事業のコックスでは、記録的な猛暑の中、メンズ・レディスともに、各種ティーシャツや冷感素材のボトムズ等の夏物が好調に推移した。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。