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イトーヨーカ堂/2018年度営業利益100億円、閉店7店・改装17店を計画

セブン&アイ・ホールディングスは、イトーヨーカドーの2018年度の営業利益目標を100億円とした。

<2018年度営業利益計画>
2018年度営業利益計画

2017年度の営業利益は30億円だったが、既存店売上高で1億円、衣料在庫適正化に荒利率改善で35億円、改装効果で34億円、閉店効果で8億円、新店効果で2億円の増益を計画する。

経費増10億円分のマイナス要因を加味しても、69億円の増益となる見込みだ。

2018年度は、7店を閉店し、17店を改装する計画だ。

<食品強化モデル店の実績>
食品強化モデル店の実績

2017年12月8日に、東京ゾーン、神奈川ゾーン、埼玉ゾーン、千葉ゾーン、北海道ゾーン、東北・北関東ゾーン、信越・中京ゾーン、西日本ゾーン、アリオゾーン、食品館ゾーンの各ゾーンでデリカテッセン構成比を約40%まで拡大した食品強化モデル店を導入した。

「イトーヨーカドー福住店」(北海道)、「同川崎店」(神奈川)、「同東大和店」(東京)などに、新体感型フードエリアを展開している。

食品強化モデル店は、2018年度も拡大する計画で2月28日、東京・大井町の「大井町店」1階・地下1階に「LIVEフードエリア」を設けた。

<イトーヨーカドー大井町店>
イトーヨーカドー大井町店

地下1階は、「オオイチマチ マルシェ」と名付け、季節の食材を使った料理を提案するクッキングサポートを設置。

肉の種類から料理方法までをアドバイスするミートコンシェルジュを配置したほか、炒めるだけ、レンジでチン、そのままでおいしい商品を取りそろえたクイックキッチンコーナーを展開する。

野菜、果物、鮮魚、練物、精肉、加工肉、たまご、パン、チーズ・乳製品、冷凍食品、アイス、コーヒー・シリアル、加工食品、飲料、酒を配置した。

1階は、座って、ゆったり、食べられる、いままでにないフロアをコンセプトに「オオイチマチ ダイナー」を展開。

142席のイートインスペースを店舗中央に配置し、壁面に飲食店を配置した。

できたての海鮮丼のオーダーにも対応する魚屋こだわり寿司、総菜、弁当、飲料、インストアベーカリーを配置した。

インストアベーカリーのアールベイカーでは、素材にこだわったもっちりなパンを提供。

できたて総菜として、弁当、おにぎり、サラダ、天ぷら、焼きとり、ピザ、フライ、から揚げなどを販売する。

現在、大井町店は衣料品、住居用品フロアの改装を進めており、5月下旬にリニューアルオープンする予定だ。

<構造改革の効果>
構造改革の効果

衣料品・住居用品では、直営売場比率の削減を実施しており、有力テナント導入による売場改善を目指している。

テナント導入を進めた結果、2016年度の直営売場比率は59.2%だったが、2017年度第4四半期は56.5%まで直営売場比率が低下した。

井坂隆一社長は、「ヨーカドーは非常にいい場所にあるが、これまで衣料・住居で赤字を出し、食品とテナントでかろうじて黒字となっていた。テナント化を進めることで収益力を改善していく」と述べた。

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