鉄道会館/東京駅「グランスタ」など商業施設ブランド刷新
2020年07月03日 17:00 / 店舗
鉄道会館は7月2日、東京駅構内のエキナカ商業施設「グランスタ」などの商業施設ブランドを刷新すると発表した。
8月3日には新たにエキナカ商業施設「グランスタ東京」を開業するのに合わせて、同日、グランスタ丸の内のロゴマークを一新する。
2022年までに、黒塀横丁、キッチンストリート、北町ダイニングで構成する「グラングルメ」は「グランスタ八重洲北」に段階的に名称を変更する。
東京駅八重洲口に展開する商業施設「グランルーフ」と「グランルーフ フロント」は「グランスタ八重洲」に同様に名称変更する。
東京駅北口の地下街「グランアージュ」は、名称は維持するが、ロゴマークを刷新する。
ブランド刷新により、東京駅構内で異なる名称で運営してきた複数の商業施設を「グランスタ」ブランドで一本化し、商業施設同士のシナジー効果を高める。
各商業施設の名称を「グランスタ+エリア名」に改定し、ブランドアイデンティティを統一することで、お客に対して分かりやすくする。エリアとしての一体感を創出し、東京駅を中心としたエリア全体の価値向上に寄与するという。
グランスタのシンボルマークは、「口」をシンボライズしたものを採用した。東京駅は、東京の入り口であり、グランスタは丸の内、八重洲口など、多くの入り口を彩っている。
会話をしたり食事をしたり、口を使って楽しい時間を過ごしてもらう場であることを意識した。あらゆる人が行き交う場であり、多様性という意味合いを込めて、カラフルな色を配した。
新たに、Uniform Circus BEAMSが手掛けたスタッフユニフォームを作成した。2020年から社員の働きやすさ向上のため、服装の自由化をすすめているため、それにあうコーディネートを意識して、カジュアルな要素でデザインをまとめた法被タイプとした。
法被という日本の伝統とモダンなシンボルマークを合わせた、あるようでない新しいものに仕上げた。デニム生地の柄を用い、カジュアルな雰囲気を表現し、法被のアクセントとして、ロゴを胸に刺しゅうで立体的にあしらっている。
ブランドアイデンティティの制作には、「国立科学博物館」のシンボルマークデザインなどを手がけた、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏を起用した。
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