吉野家/「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定
2024年12月03日 10:38 / 店舗
吉野家ホールディングスは12月2日、「カスタマーハラスメントに対する基本方針」の策定を発表した。
厚生労働省「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」をもとに、「お客様等からのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、従業員の就業環境が害されるもの」をカスハラに該当する行為例に定めた。
具体例は、「従業員を侮辱し、その人格を否定する発言」「従業員のプライバシーを侵害する行為」「補償の範囲を超えた要求など、社会通念上過剰なサービス提供の要求」「合理的理由のない当社への謝罪要求や当社関係者への処罰の要求」など。
カスハラを認定した場合、個人の対応とせず、組織的に対応する。該当客の今後の来店および連絡を断る場合があり、ケースによっては警察・外部の専門家(弁護士等)と連携し、適切に対応するという。
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