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キユーピー/新たに医療機器ビジネス開始、ヒアルロン酸を活用

キユーピーは11月1日、初の医療機器となる内視鏡用粘膜下注入材「ケイスマート」を発売する。

<ケイスマート>
ケイスマート

キユーピーは、これまで医薬・化粧品等の原料として製造販売していたヒアルロン酸に関する知見を活用し、医療機器ビジネスを新たに展開。

従来のビジネスで培った医療機器専門業者との関係を生かし、商品設計・製造・販売をトータルで管理する。

内視鏡用粘膜下注入材「ケイスマート」は胃、食道、大腸などの消化管の粘膜層にとどまる早期がんなどの病変を通電しながら切除する「内視鏡的粘膜下層はく離術」(以下:ESD)や「内視鏡的粘膜切除術」(以下:EMR)という術式で使用される。

<ESD手技の流れ>
ESD手技の流れ

「ケイスマート」に含まれるヒアルロン酸ナトリウム溶液が、粘膜の下にとどまることで粘膜層と筋層を分け、その状態を維持することで病変部位の切除、またははく離操作性向上をサポートする。

商品設計と開発は製造販売元としてキユーピーが行い、製造は医療機器メーカーに委託。

販売は、世界的な消化器内視鏡メーカーであるオリンパスに委託し、医療機関に向けて販売する。

キユーピーは国内で唯一、鶏のトサカからの抽出と微生物発酵の2つの方法でヒアルロン酸を製造するメーカー。

分子量のコントロール技術や修飾技術を強みとし、顧客ニーズに合わせた技術支援を行ってきた。

キユーピーのヒアルロン酸は、医療用点眼薬や関節機能改善剤の原料など、さまざまな医薬品に使用されている。

これらの取り組みで得た製造・品質管理のノウハウを生かし、ヒアルロン酸を活用した医療機器の企画、開発を行うビジネスを開始する。

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