経産省/プラスチック製買物袋の有料化7月開始
2020年01月10日 15:00 / 経営
経済産業省は2019年12月27日、容器包装リサイクル法の関係省令を改正し、2020年7月から全国一律でプラスチック製買物袋の有料化がスタートすると発表した。
2019年5月31日に策定した「プラスチック資源循環戦略」では、資源・廃棄物制約、海洋ごみ対策、地球温暖化対策等の幅広い課題に対応しながら、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための重点戦略の1つとして、リデュースの徹底を位置付けた。
その取組の一環として「レジ袋有料化義務化(無料配布禁止等)」を行い、消費者のライフスタイル変革を促す。
これを受け、制度の円滑な実施に向けて「プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン」を公表した。
省令に基づく有料化の対象となるのは、消費者が購入した商品を持ち運ぶために用いる、持ち手のついたプラスチック製買物袋と提示。ただ、厚さが50マイクロメートル以上の袋は、繰り返し使用することが可能であり、プラスチック製買物袋の過剰な使用抑制に寄与するものとして、省令に基づく有料化の対象外とする。
海洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの、バイオマス素材の配合率が25%以上のものも有料化の対象外となる。
■相談窓口
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