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メイト黒崎/商業施設「クロサキメイト」運営、自己破産

帝国データバンクによると、メイト黒崎は1月24日、東京地裁へ自己破産を申請し、同日保全管理命令を受けた。負債は約25億2600万円。

同社は、北九州市八幡西区黒崎地区における再開発事業の中核として1979年3月に設立。商業施設「クロサキメイト」における貸店舗業を行い、設立当初は、「黒崎そごう」「ジャスコ黒崎店」を核テナントとするほか、専門店も入居し1990年2月期の年収入高は約16億4900万円を計上していた。

しかし、1999年2月にジャスコ黒崎店が、2000年12月には黒崎そごうが撤退する一方で、2001年10月には「井筒屋黒崎店」が西館に入居し営業を続けてきたが、周辺地域の人口減少や最寄りのJR黒崎駅の乗降客減少により入居テナントを取り巻く商業環境が悪化したことに伴い、2016年2月期の年収入高は11億81万円にまで減少した。

入居テナントからの再三の賃料引き下げ要請にも応じてきたが、2018年7月に井筒屋黒崎店がクロサキメイトからの閉店・撤退する旨を発表。その後、同店は事業規模を縮小して再出店することになったもののフロア規模の縮小に伴い賃料収入は半減し、資金繰りもひっ迫していた。

この間、金融機関からの元本返済猶予を受けるなどでしのいできたが、新規テナントの入居の見込みも立たないほか、近時では他の主要テナントの撤退の動きもあったことから事業継続が困難となり、今回の措置となった。

なお、「クロサキメイト」は保全管理人の下、2020年4月末日まで営業を行い、同日閉店する予定。閉店後については地域自治体を含む関係者と協議のうえ、同ビルの売却・再開発を検討している。

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