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イオン/九州エリアでグループの物流改革

2022年09月29日 15:50 / 経営

イオン九州は9月29日、イオングローバルSCM、Commercial Japan Partnership Technologies(以下:CJPT)とともに、物流業界が抱える物流費の高騰やドライバー不足という課題の解決に向け、九州エリアにおけるイオングループの物流改革プロジェクトに共同で取り組むと発表した。

サプライチェーン各プロセスの連携により効率化を実現する新たなオペレーション構築、コネクティッド基盤がもつビッグデータ・リアルタイム処理を活用した物流ダウンタイム最小化による効率化、これらの取り組みを実現するための、幅広いパートナーとの連携を推進する。

イオンは、あらゆるコストが上昇する環境下における生活防衛、物流に関する課題を解決するためには、サプライチェーン全体を一連のプロセスととらえ、個社の枠組みを超えたパートナーとの協業を模索していた。

CJPTは2021年4月、いすゞ自動車、トヨタ自動車が、自動運転、電動化などCASEの社会実装・普及に向けたスピードを加速し、輸送業が抱える課題の解決への貢献を目指して設立した。

<CJPTの強み>
CJPT

物流を効率化することが、車両の電動化に加えた、カーボンニュートラル社会実現への一つの道であるとの思いを持ち、コネクティッド基盤がもつビッグデータとリアルタイム処理という強みを持っている。

イオンとCJPTは、日本の物流に責任を持つ企業として社会課題解決に貢献したいとの共通の志のもと、イオン九州、イオングローバルSCMが構築してきた流通ノウハウと、CJPT参画各社のコネクティッド技術を融合。九州エリアのサプライチェーンにおける物流改革に着手するという。

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