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コメリ/南海トラフ地震想定「災害時の支援物資輸送に係る実動演習」に協力

2024年02月21日 10:15 / 経営

コメリが設立したNPO法人コメリ災害対策センターは2月14日、国(国土交通省)や(国研)海上・港湾・航空技術研究所海上技術安全研究所が実施する南海トラフ地震を想定した「災害時の支援物資輸送に係る実動演習」に協力した。

<訓練の様子>

訓練には、国土交通省、岡山県、広島県、大崎上島町、鴻池運輸、海上・港湾・航空技術研究所・海上技術安全研究所、危機管理教育&演習センター、NPO法人コメリ災害対策センターが参加した。

コメリ岡山流通センターなどを活用し、実際に緊急支援物資を陸上、海上輸送を活用し、確実に被災地域まで確実に輸送した。また、輸送オペレーションや抽出した課題について関係機関が改善方策を検証した。さらに、国、県による「プッシュ型支援輸送」と、自治体とNPO法人コメリ災害対策センターの協定に基づく「プル型支援輸送」を並行して行い、それぞれの手順確認を行った。そのほか、「フェリー」を活用し使用可能な港から想定した孤立地域までの「ラストワンマイル」問題を解決する施策を検証した。

<訓練概要>

コメリは、災害発生時に必要な物資を必要な場所に供給することを目的とし「NPO法人コメリ災害対策センター」を設立しした。2月19日現在、NPO法人コメリ災害対策センターは、全国1073件の自治体等と災害時の物資供給協定を締結している。

今回の演習に参加した岡山県、広島県、大崎上島町ともそれぞれ協定を締結しており、支援物資を被災地域へ確実に輸送する体制の確立を目的として、災害発生時の支援物資輸送体制の連携強化を図っている。

演習のうち、NPO法人コメリ災害対策センターは、支援物資を備蓄しているコメリ岡山流通センター(岡山市)から広島県大崎上島町の避難所に向けて支援物資の供給、配送について担当し、実動演習を実施した。

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