イオンモール/駐車場通路に太陽光発電パネルを導入
2024年12月18日 14:43 / 経営
イオンモールとみらいラボは2027年8月まで、「イオンモール日の出」(東京都)において、駐車場内の通路に敷設できる太陽光路面発電パネルを活用した自律型エネルギーインフラ「AIR」の実証実験を行う。
イオンモールとミライラボは、脱炭素やリサイクルの取り組みを相互に協力し推進することを目的に、実証実験に関する契約を締結した。ミライラボが開発した太陽光路面発電パネル「Solar Mobiway」や中古EVから排出されるバッテリーをリパーパス(再製品化)した製品をはじめとした、環境省エネ技術・製品を活用する計画。
「AIR」は、日中「Solar Mobiway」で発電した電力をEVリパーパス蓄電池に蓄電し、その電力を、夜間に植栽のイルミネーションなどに活用する。
実証実験中は、年間の発電量、蓄電量、電力消費量のほか、日射量などの環境データを取得しシステムを検証する。また、多くの顧客・車の往来がある環境下での実験により、精度の高い耐久性のデータを取得したい考え。
さらに、災害による停電時、EVリパーパス蓄電池をスマートフォンやパソコンなどの充電に活用するBCP(事業継続計画)にも対応できるか確認する。
■実証実験の期間・場所
場所:イオンモール日の出 平面駐車場Bエリア
期間:2024年9月~2027年8月
システム概要:自律型エネルギーインフラ「AIR」
・Solar Mobiway:48枚(P.max.1920W)
・EVリパーパス蓄電池:1台(12kWh)
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