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矢野経済研究所は2月25日、ECサイト運営代行市場に関する調査結果2015を発表した。
調査によると、2015年度の国内におけるECサイト構築市場規模(事業者売上高ベース)は226億3000万円(前年度比6.5%増)を見込む。
スマートフォンの普及などを追い風にEC市場が拡大基調にある中、オムニチャネル対応などを契機とするEC事業者の旺盛なIT投資意欲に支えられて、着実に成長を続けている。
今後の市場は、ASPカートのシェア拡大による低価格化が進むことにより、金額ベースの伸びは微増トレンドとなるものの、2020年度のECサイト構築市場は285億3000万円(2015年度比26.1%増)に達すると予測する。
2015年度の国内におけるECサイト運営代行市場規模(事業者売上高ベース)は15億5000万円(29.2%増)の見込み。
国内EC市場の拡大に加え、海外でのEC販売への対応強化を模索するEC事業者においては、今後も運営支援やアウトソーシング需要は高まるものと見られ、それらに対してECサイト運営代行事業者側の体制整備が進むことで、着実に市場は拡大すると考える。
2020年度のECサイト運営代行市場は25億9000万円(2015年度比67.1%増)になると予測する。
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