大塚社長は「顔の見える営業マンがいるから、家具のメンテナンスや修理も依頼できる。家具は、買上げ頻度が低く、ポイントカードは意味がないが、ダイレクトメールを送付できる顧客名簿があれば、十分な顧客サービスができる。会員制でなくとも、しっかりとした接客が重要だ」と語る。
春日部本店内には、家具の修理工房も設置。職人も常駐し、家具の修理にもしっかりと対応できる仕組みを整えた。
匠の技を身近に感じてもらうため、北海道旭川、飛騨高山、四国高松、広島府中など、国内有数の家具産地のインテリアを展示し、素材にこだわった天然の無垢天板、総桐たんす、和家具なども豊富に展示する。
北海道旭川は棚物といわれる食器棚やダッシュボードが得意な産地、飛騨高山は足物といわれる椅子が得意な産地、広島は総合家具が発達している産地で、九州は大量生産の要素も取り入れた値ごろな商品が特徴など、各産地の特徴と商品を、従業員が解説しながら接客するスタイルを理想とする。
接客を重視するスタイルのため、一見しただけでは、どこの産地を集積したコーナーかは分からないが、接客を通じて、1つ1つの商品の良さを伝える販売スタイルを大切にしたいという。
一方で、接客を重視するものの、商品の分かりやすさも大切なため、一部の商品では、機能性を訴求する。
椅子のクッションの素材を多層構造として、異なる素材を組み合わせたことで、腰への負担を軽減した椅子では、商品の構造見本も設置する。
また、1分間お座りくださいと表示したディスプレイもあり、実際に商品を体験することで、従来の商品との違いを実感できる工夫をした。
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