カルビー/カピバラ「ソルト」と「のり」が東京駅隣接の本社に初出社
2016年05月31日 13:00 / トピックス
カルビーに4月1日付で入社した那須どうぶつ王国のカピバラ「ソルト」と「のり」が5月31日、初めてカルビー本社に出社した。
2匹は普段、那須どうぶつ王国での「在宅勤務」だが、この日は本社に出社し、松本晃会長、伊藤秀二社長とも初めての対面を果たした。
「ポテトチップス のりしお」が今年10月に発売40周年を迎えるに当たり、2匹は、マーケティング本部コミュニケーション部広告宣伝課にのりしおPR担当として入社。
ソルトがお母さんで、のりは昨年11月に生まれた女の子。
4月12日には、初仕事として、那須どうぶつ王国カピバラの森で、「ポテトチップス のりしお」を来場者に配布するPR活動を実施した。
この日は、松本会長からは、初任給として1日分の野菜を、伊藤社長から1年分の食事の目録、出張手当として、「のりしお」パッケージをイメージした野菜でできたケーキを贈呈された。
松本会長は、「カルビーはスナックの会社であり、スナックの持つ楽しいイメージとカピバラの入社という楽しいイメージが結びついた。社員には、これからも楽しいアイディアを出してほしい。ダイバーシティを進める当社としても、男性、高学歴という枠にはまらず、これをきっかけに動物社員を増やして、本社を動物園にしたい」とユーモアたっぷりにコメント。
伊藤社長は、「2匹の入社は大きな反響があり、これから、千葉と茨城の馬鈴薯の収穫などにも参加したり、様々なPR活動を頑張ってほしい」と話した。
2匹の代理として、どうぶつ王国のスタッフが、入社の抱負を読み上げた。
また、2匹は本社のメンバーと「ポテトチップス のりしお」戦略会議に出席。
2種類のデザインの販促物から、2匹が選んだボードがスーパーなどで実際に使用されることとなった。
2匹の上司の野堀和哉・広告宣伝課長は、「お菓子と動物には、フレンドリーなイメージが共通点としてある。今後、サンプル配布やカピバラの森とのコラボ―レーションなど、2匹の活躍に大いに期待している」としている。
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