キリン/リニューアルした「ファイア」発売3週間で販売数量1億本突破
2016年10月28日 10:35 / 商品
キリンビバレッジは10月27日、10月4日にリニューアル発売した「ファイア」の販売が好調で、発売日から約3週間で販売数量が1億本を突破した、と発表した。
中でも「ファイア」の新しいフラッグシップとなる「ファイア エクストリームブレンド」は、発売日から約3週間での販売数量が2015年に発売した「スーパーファイア スピードブレイク」対比で約4割増と好調に推移。
また、主力商品である「ファイア 挽きたて微糖」も、昨年のリニューアル時の販売数量と比較すると約2割増と好評を得ている。
好調の要因としては、同社史上最大規模の「100万本のシークレットサンプリング」と題して商品名を明かさずに無料配布した発売前の話題喚起により、「ファイア」過去2年の発売商品と比較して量販店、コンビニエンスストアでの取り扱い店舗が大きく増えたことがあげられる。
また、発売前のティザー広告をはじめ大量の広告を投入し力を入れているCMでも新製法の「焦がし焼き」を訴求し、トライアルにつながった。全ラインアップに採用した新しいロゴとアイコンのダイヤカット形状のパッケージも、好評だった。
実際にサンプリング缶を飲んだ感想を、ツイッターやインスタグラムで、「#ジャッジしてみた」とハッシュタグをつけてシェアすることで応募するキャンペーンは反響を呼び、1万通を超えるさまざまな評価があった。
さらに、新しくなった「ファイア」は火にこだわって開発し続けた17年間の集大成として、コーヒー豆の「焼き」の限界に挑戦して実現した「焦がし焼き豆」をブレンドすることで力強い香りとコクを極限まで引き出すことに成功した。「焦がし焼きの香りが本当に引き立っている」、「缶コーヒーとは思えない本格的な香り」、「すっきりした味で飲みやすい」などと評価された。
好調な販売状況を受け、11月は主力アイテムである「ファイア 挽きたて微糖」は前年比102.8%、 「ファイア エクストリームブレンド」は前年比178.1%の増産を計画している。
11月1日より、「ファイア」ブランドから、「焼き」への挑戦第2弾として、「冷水重ね焼き」で爽快なキレを実現したボトル缶コーヒー「ファイア シャープネスブレンド」、「ファイア シャープネスブラック」の2品を発売する。
「冷水重ね焼き」は、焙煎中のコーヒー豆に冷水を散水して急冷することで、豆を引き締めながらムラなく焼く新しい製法。同製法により、しっかりとしたコーヒーの味わいや香りを引き立たせながら、後味をすっきりとクリアなキレのある味わいに仕上げたという。
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