神戸地裁/関西スーパーの株式交換差し止めの仮処分決定
2021年11月22日 15:00 / 経営
オーケーは11月22日、神戸地方裁判所より、関西スーパーマーケットとH2Oグループのイズミヤ、阪急オアシスとの間の各株式交換の差止めを求める仮処分の申立てが認められたと発表した。
同社は10月29日に開催された関西スーパーの臨時株主総会において、関西スーパーとH2Oグループとの経営統合に係る議案で、議決権行使結果に関わる集計の疑義が判明したとして司法の判断を仰いでいた。
オーケーは「この度の判断は、司法の良識ある判断が示されたものと受け止めております」とコメントしている。
同日関西スーパーが発表したプレスリリースで、同社は「申立てについて、当社の主張が認められなかったことは誠に遺憾であり、当社は決定に対し、保全異議の申立て等を行う予定です。開示すべき事項が生じましたら、適切に開示を行います」としている。
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