プレナス/3~8月、既存店好調も助成金・為替差益減少で純利益減益
2023年10月17日 10:40 / 決算
プレナスが10月17日に発表した2024年2月期第2四半期決算によると、売上高792億円(前年同期比8.1%増)、営業利益31億4600万円(30.0%増)、経常利益36億円(6.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益24億5800万円(11.6%減)となった。
2024年2月期第2四半期累計の業績は3期連続で増収、営業利益は3期連続で増益、経常利益や四半期純利益は3期ぶりに減益となった。店舗経費の増加や原材料価格高騰の影響があったものの、既存店売上高の増加等によって増収、営業利益は増益となった。なお、経常利益や四半期純利益は助成金収入や為替差益の減少などが主な要因となる。
コロナウイルス感染症の5類移行後、各地でのイベント再開やインバウンドの復活で人流の回復が進む中、グループは引き続き食のインフラ企業として、顧客満足の実現と、お客と従業員の安全を考慮した店舗運営を実施した。
ほっともっとでは、年間を通じて有名スポーツ選手を起用したTVCMを展開、ブランドイメージの向上と新たなニーズの獲得を目指した。3月はプロ野球佐々木朗希選手、6月はバレーボール古賀紗理那選手、9月はラグビー松島幸太朗選手を起用した。
やよい軒では、四季に合わせた展開や顧客ターゲットの明確化によって商品に付加価値をつけることで顧客層と利用機会の拡大を図った。新やよい軒公式アプリと新券売機の機能を活用した販売促進施策と顧客層に対応した情報発信による認知拡大を行い、売上増加を目指した。
今後も今期の施策を継続する計画だ。店舗経費の増加や原材料価格高騰の影響は一部商品の価格改定やメニューリニューアルで対応し、併せてイベント需要の獲得の強化やアプリ等の活用による来店促進施策を実施する。また、新店舗モデルは引き続き検証し、今後の出店に向けた仕組みの構築を行う。
決算 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- セブンイレブン/国内1号店の豊洲店、オープン50周年
- 05月15日
-
- 中部薬品/AI自動発注率8割に、滞留在庫3割削減
- 05月15日
-
- クイーンズ伊勢丹/24年冬「十条店」オープン
- 05月15日
-
- 流通3団体/カスハラ防止へポスター作成
- 05月15日
-
- ペッパーフードサービス/「奨学金代理返還制度」導入
- 05月15日
-
- 原宿表参道ビル/「コロンバン原宿サロン」7/3オープン
- 05月15日