セブンイレブン/移動販売サービスにEV車両導入
2023年11月02日 10:33 / 経営
セブン‐イレブン・ジャパンは11月1日、移動販売サービス「セブンあんしんお届け便」にEV車両を導入し、10月17日から千葉県南房総市の瀬戸浜海岸エリアでテスト運行を開始したことを発表した。
<移動販売にEV導入>
「セブンあんしんお届け便」は、買い物が不便な地域の住民や、外出が難しい高齢者などに向けて実施している移動販売サービス。2011年より茨城県にて開始し、現在1都1道2府36県で118台が運行中だ。
配送車両におけるCO2排出面での課題解決のため、EV車両を導入したという。テスト運行の状況から課題点を抽出し、導入拡大を検討する。
<販売イメージ>
ベースとなる車両は、EVメーカーのフォロフライが開発した「F1 TRUCK」。200Vの店舗外部電源で低速充電する(高速充電もできる仕様)。これまで同様にEV車でも4温度帯の販売が可能だ。
販売商品は、おにぎりや弁当、サンドイッチといったデイリー商品をはじめ、ソフトドリンクやカップ麺のような加工食品、アイスクリーム・冷凍食品、日用雑貨など計約350アイテムを取り扱う。品ぞろえは地域のニーズに応じて決定する。
■セブンイレブンの関連記事
セブンイレブン/移動販売車「セブンあんしんお届け便」10周年
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。