ユニクロ イオンレイクタウンkaze店/「UNIQLO:C」、地元コラボ充実
2024年09月13日 13:01 / 店舗レポート
ユニクロは9月13日、イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)内の店舗を増床・移転し、新たに「イオンレイクタウンkaze店」としてオープンした。
イオンレイクタウン「mori」から「kaze」に移転して、売場面積を約2479m2に拡大。埼玉県最大の店舗として「越谷レイクタウン駅」から徒歩5分圏内に開業した。
同社広報は「今までは『mori』に出店していたのでファミリー層が車で来ることが多かったが、移動が大変だった。『kaze』に移転したことで電車利用者も来やすくなり、学生や仕事帰りの社会人による来店も見込める。利便性をより向上させた」と説明している。
メンズコーナーの入口付近に大型のデジタルサイネージを初導入。ユニクロの特大ロゴが浮かぶほか、販促映像も流れる。
英国の著名デザイナー、クレア・ワイト・ケラー氏が手掛ける「UNIQLO:C」(2023年始動)に待望のメンズラインが登場。9月6日に発売開始した。レイクタウンmori店では、同コレクションのフルラインアップが並ぶ。
今回の移転・増床オープンに合わせて、地元とのコラボも推進する。店内には、地域資源の再生プロデュースを手掛ける「HANABUSADESIGN(ハナブサデザイン)」代表の花房茂氏による壁面アートが登場。描きおろしデザインTシャツも販売する。
オリジナルのTシャツや、トートバッグを作ることができるサービス「UTme!」を、埼玉県で初導入。導入店舗各地の企業などとコラボしており、今回は埼玉県・越谷市関連のオリジナルデザインが使用可能だ。
「ハナブサデザイン」のほか、おもしろ消しゴム製造の「イワコー」、越谷市をホームタウンとするプロバスケットボールチーム「越谷アルファーズ」、地元マスコット「ガーヤちゃん」「コバトン」のデザインを選べる。デザイン済み商品も販売している。
愛着ある服を大切に着続けるためのカスタマイズサービス「RE.UNIQLO STUDIO」も埼玉県に初登場。修理と刺繍のサービスを提供する。店舗限定サービスとして、地元で人気が高い「越谷アルファーズ」のデザイン3種も刺繍可能だ。
ファーストリテイリングのグループブランドである「コントワー・デ・コトニエ」や「プリンセス タム・タム」の商品も取り扱う。
試着室は店内奥のキッズ&ベビーコーナー付近に位置する。大人用18室、子供用2室用意し、スペースを広めに設けた。
会計は有人レジ4台、無人レジ14台で行う。店舗受取りカウンターも設置している。
また、オープンを記念して、9月13日~16日の4日間、「ユニクロ イオンレイクタウンkaze店」で5000円以上買い物した人に、越谷にゆかりのある食品やチケットなどが抽選で当たる「まるごとこしがや大抽選会」を開催するなど、地域に密着した各種キャンペーンを実施中だ。
■イオンレイクタウンkaze店
オープン日:2024年9月13日
所在地:埼玉県越谷市レイクタウン4-2-2 イオンレイクタウンkaze1階
交通:JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」直結 徒歩5分
売場面積:約2479.34m2(約750坪)
取扱商品:ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビー
取材・執筆 古川勝平
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