富士通/セブンイレブン店員向け教育プラットフォームを開発、一部直営店で利用開始

2025年04月11日 11:06 / IT・システム

富士通は4月11日、セブン‐イレブン・ジャパンと同社の店舗従業員に向けた新たな教育プラットフォームを共同開発し、一部の直営店舗で利用を開始したと発表した。

<開発したプラットフォームの概要>
富士通

セブン-イレブン・ジャパンが店舗のDX加速に向けて、今春から順次導入している次世代店舗システムの一環として提供するもの。3月25日から一部直営店で利用開始している。

セブン‐イレブン・ジャパンでは、これまでにも店舗への動画配信や電子マニュアルの活用など、従業員教育のデジタル化を推進してきたが、その流れを加速させるために本部として支援を強化することになった。

具体的には、コンビニエンスストア業務を理解・遂行するための学習環境の提供や習得スキルのリアルタイム把握を可能にするという。

店舗従業員は今後、店舗に複数台の設置が予定されているモバイル端末やタブレット端末からプラットフォームにアクセスし、自身の業務習得状況がリアルタイムに確認できるようになる。習得状況に応じた学習コースの受講を通じて、店舗運営の方法などを学ぶことが可能だ。

オーナー・店長も同様に、店舗従業員の学習の進捗や習得状況をリアルタイムで確認できるため、より具体的なアドバイスができるようになる。

また、使いやすいユーザーインターフェースにより、マニュアルなどの必要な情報を簡単に検索・閲覧可能。顧客対応の迅速化をサポートする。

プラットフォームを通じて、店舗従業員の早期戦力化や定着率の向上、フランチャイズオーナー・店長の教育負荷軽減を実現していく。今後、セブン‐イレブン・ジャパンが展開する約2万2000店舗で勤務している店舗従業員約40万人以上に向けた活用を見込んでいる。

 

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