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ファーストリテイリング/9~5月、海外ユニクロ事業が国内売上を超える

ファーストリテイリングが7月12日に発表した2018年8月期第3四半期決算は、売上高1兆7041億4900万円(前年同期比15.3%増)、営業利益2388億9700万円(32.3%増)、税引前利益2374億7500万円(21.5%増)、当期利益1483億3500万円(23.5%増)となった。

<海外ユニクロの売上が国内ユニクロを上回る>
海外ユニクロの売上が国内ユニクロを上回る
出典:ファーストリテイリング2018年8月期第3四半期決算説明資料

国内ユニクロ事業の売上高は7044億円(7.8%増)、営業利益は1200億円(29.6%増)と大幅な増収増益となった。

海外ユニクロ事業の売上高は7160億円(27.5%増)、営業利益は1124億円(65.0%増)と、大幅な増収増益を達成し、売上高で国内ユニクロを上回った。営業利益も国内ユニクロに迫る水準まで拡大した。

国内では、社内の為替レートの円安傾向が続いていることで、原価率の上昇は継続していますが、その影響は値引率の改善により吸収できた。売上総利益率は、0.8ポイント改善した。

売上高販管費率は、特に広告宣伝費、物流費、人件費の大幅な削減が寄与し、2.0ポイント改善した。

第3四半期連結会計期間の3カ月間では、既存店売上高(Eコマース含む)は、5.4%の増収となった。特に3月、4月の気温が高く推移したことから、エアリズム、UT、ドライ系のTシャツといった夏物商品の販売が好調だった。

Eコマースの売上は164億円、33.1%の増収で、売上構成比は7.8%へと上昇した。4月3日にスタートしたEコマースでオーダーした商品の「店舗受取り送料無料サービス」が好評で、Eコマースの順調な拡大に寄与した。

海外では、値引きに頼らない商売への転換や販売計画の精度の向上により、売上総利益率が1.3ポイント、経費削減を推進したことにより、売上高販管費率が2.1ポイント改善した。

第3四半期連結会計期間の3カ月間では、グレーターチャイナ、韓国、東南アジア・オセアニア地区が好調で、米国の赤字幅も縮小した。

グレーターチャイナでは、春夏商品の立ち上がりが好調だったことに加え、新しい人気コンテンツが充実したUTや、感動パンツ・ジャケットなどのニュース発信が効果的で、既存店売上高は2ケタ増収となった。

韓国はマーケティングと売場が連動した商売ができたことで、値引率が低下し、売上総利益率が改善した。

東南アジア・オセアニア地区も、UT、ポロシャツ、ショートパンツの販売が好調で、既存店売上高の2ケタ増収が続いた。

米国は商品構成の見直し、販売計画の精度の改善により、赤字幅が縮小した。欧州も、好調なロシアを中心に欧州全体で既存店売上高は増収となった。

通期は売上高2兆1100億円(13.3%増)、営業利益2250億円(27.5%増)、税引前利益2170億円(12.2%増)、当期利益1300億円(9.0%増)の見通し。

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