資生堂/1~6月高級ブランド好調で営業利益2倍、通期を上方修正
2018年08月08日 11:00 / 決算
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資生堂が8月8日に発表した2018年12月期第2四半期の連結決算は、売上高5325億9600万円(前年同期比12.8%増)、営業利益711億1100万円(約2倍)、経常利益728億700万円(約2.1倍)、純利益476億6600万円(約2.5倍)となった。
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売上面は、現地通貨ベースで前年同期比11.9%増、前期のZotos International Inc.(以下、ゾートス社)譲渡影響等を除く実質ベースでは17%増となった。
事業・ブランドの選択と集中を進め、積極的に投資を強化している主力8ブランドが実質ベースで 662億円増収となるなど全体をけん引した。
地域では、主に中国顧客を対象としてアジア全域でクロスボーダーマーケティングを戦略的に実施した日本、中国、トラベルリテールが成長した。
2018年12月期通期の連結決算は、収益性の高いプレステージブランドなどの好調により、日本、中国、トラベルリテールなどが利益拡大に大きく貢献し、上方修正。
前回予想比570億円増の1兆900億円(前期比8.5%増)、営業利益200億円増の1100億円(36.8%増)、経常利益200億円増の1100億円(36.9%増)、純利益130億円増の670億円(約2.9倍)を予想している。
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