明治HD/2016年3月期、純利益2倍
2016年05月11日 13:50 / 決算
明治ホールディングスが5月11日発表した2016年3月期通期の連結決算は、売上高1兆2237億4600万円(前期比5.4%増)、営業利益777億8100万円(50.9%増)、経常利益818億2600万円(52.7%増)、純利益625億8000万円(約2倍)となった。
売上面は、食品部門では、加工食品事業は前期を下回ったものの、発酵デイリー事業、菓子事業、海外事業が前期を上回り、栄養事業が前期を大幅に上回った。
中国、米国での菓子事業も好調だった。
医薬品部門も、ジェネリック医薬品、生物産業事業が好調に推移した。
利益面では、原材料調達コスト上昇に対する価格改定の実施、プロダクトミックスの改善、生産効率化などの構造改革に加えて、費用の効率的支出に各事業が取り組んだ結果、大幅な増益となった。
2017年3月期通期の連結決算は、売上高1兆2510億円(前期比2.2%増)、営業利益745億円(4.2%減)、経常利益742億円(9.3%減)、純利益500億円(20.1%減)を予想している。
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