コメリ/4~6月はガーデニングやプロ向け資材堅調で増収増益
2022年07月27日 10:30 / 決算
- 関連キーワード
- コメリ
コメリが7月26日に発表した2023年3月期第1四半期決算によると、営業収益1075億9500万円(前年同期比1.1%増)、営業利益105億9500万円(1.9%増)、経常利益101億9900万円(2.2%減)、親会社に帰属する当期利益69億1600万円(1.1%減)となった。
グループは、遅れた住関連分野の流通近代化を通して、お客の暮らしを守り、育てることを目指し、全国11カ所の物流センターを中心とする物流網と、全国1200を超える店舗網を活用し、世界のベストソースからお客の潜在ニーズを顕在化させた商品の提供と、住まいの環境改善に資するサービスの提案に注力した。
営業概況としては、新型コロナウイルス感染対策に関連するマスク等の衛生用品や飛散防止ボード等の需要は減少したものの、ガーデニング・家庭菜園用資材の販売は堅調に推移した。また、原材料価格の高騰等により建設事業者、農家等、プロの資材調達先として、継続的な利用があり、リフォーム資材・エクステリア用品、園芸・農業用品の販売は底堅く推移した。
出店は、コメリPROを1店舗、コメリハード&グリーンを1店舗それぞれ開店した。退店は、コメリハード&グリーンを2店舗を閉店した。これらにより、第1四半期末の店舗数は、パワー84店舗、ハード&グリーン1113店舗、PRO10店舗、アテーナ7店舗、合計で1214店舗となった。
通期は、営業収益3850億円(2.4%増)、営業利益285億円(2.4%増)、経常利益286億円(1.2%増)、親会社に帰属する当期利益181億円(1.1%増)を見込んでいる。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。