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ロイヤルHD 決算/1~3月増収増益、高付加価値商品・インバウンドが貢献

2024年05月10日 16:16 / 決算

ロイヤルホールディングスが5月10日に発表した2024年12月期第1四半期決算によると、売上高356億2900万円(前年同期比12.6%増)、営業利益17億6500万円(9.2%増)、経常利益17億400万円(28.4%増)、親会社に帰属する当期利益15億2600万円(56.5%増)となった。

ロイヤルホールディングス

売上高は、各事業セグメントで既存店が堅調に推移したことに加えて、前期および今期における新規出店が寄与し、大幅な増収となっている。

利益面では、経常利益は、既存店の増収や持分法損益の改善がコスト増を吸収し、大幅に増加。四半期財務情報の開示を開始した2004年以降で最高水準だった。

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に移行し、各事業セグメントで売上高の回復が進んだ。経常利益は、コロナ禍前を上回る水準まで上昇している。

既存店売上高は、主要業態の「ロイヤルホスト」は30カ月連続、「てんや」は37カ月連続で前年越えとなっている。

通期は、高付加価値商品による販売価格の上昇、訪日外国人の増加により、売上高が好調に推移していることから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益もさらに増益となると見込み、上方修正した。

売上高は前回予想比7億円増の1480億円(6.5%増)、営業利益4億円増の70億円(15.2%増)、経常利益7億円増の64億円(21.5%増)、親会社に帰属する当期利益5億円増の48億円(18.9%増)を見込んでいる。

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