コーナン商事/2月期は消耗品・家電好調で増収増益、新中計で売上高5600億円目指す

2025年04月11日 18:30 / 決算

コーナン商事が4月11日に発表した2025年2月期決算によると、営業収益5014億300万円(前年同期比6.1%増)、営業利益250億100万円(3.8%増)、経常利益233億600万円(3.1%増)、親会社に帰属する当期利益142億1000万円(1.1%増)となった。

コーナン商事

物価上昇に伴う消費行動の変化や、原材料費・物流費・光熱費・人件費などのコスト上昇の影響を受け、先行き不透明な経営環境が続く中、2021年4月に公表した「第3次中期経営計画~ずっと大好きや!!コーナン~これからもあなたにぴったり」の計画達成に向け各種施策に取り組んできた。

HC業態の売上高は3304億7800万円。季節品、日用品などの消耗品や家電が好調に販売数を伸ばした。

PRO業態の売上高は1391億5000万円。電動工具や作業消耗品、内装建材、電材などが好調を維持している。

販管費は1715億6700万円(5.2%増)。新規出店に伴い増加するも、通期計画の範囲内にコントロールした。

店舗は、グループ全体で43店舗の出店と2店舗の閉店を実施。年度末のグループの店舗数は636店舗となっている。

2026年2月期は、営業収益5236億円(4.4%増)、営業利益256億円(2.4%増)、経常利益240億円(3.0%増)、親会社に帰属する当期利益145億円(2.0%増)を見込んでいる。

また、同社グループは、4月11日付で2026年2月期から2028年2月期までを対象期間とする「第4次中期経営計画」を公表した。

計画の最終年度目標は売上高5600億円、営業利益290億円、親会社株主に帰属する当期純利益165億円とし、売上規模の拡大と高収益を継続して追求するとともに、財務体質のさらなる強化を図っていく。

コーナン商事 決算/3~8月増収増益、中計推進し15店舗出店

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