ビックカメラ 決算/8月期、売上高・各利益段階ともに過去最高を更新
2025年10月10日 13:32 / 決算
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ビックカメラが10月10日に発表した2025年8月期決算によると、売上高9744億8300万円(前年同期比5.6%増)、営業利益302億7400万円(24.1%増)、経常利益319億2900万円(19.7%増)、親会社に帰属する当期利益174億7600万円(25.7%増)となった。
売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべてにおいて過去最高額を更新している。
物販販売事業の売上高は9620億4000万円(5.7%増)、経常利益は298億4200万円(21.9%増)。
音響映像商品が低調に推移したが、情報通信機器が好調、家庭電化商品、医薬品・日用雑貨などが堅調だった。
BSデジタル放送事業の売上高は110億3900万円(2.8%減)、経常利益20億4300万円(1.4%減)。
売上高は、配信事業の放送外収入が増加した一方で、タイム収入・スポット収入が減少したことにより、低調に推移した。
店舗面では、グループ会社のコジマが、4月26日に「コジマ×ビックカメラ コーナン田無店」(東京都西東京市)など2店舗を開店。10月8日に「コジマ×ビックカメラ イオンモール仙台上杉店」(宮城県仙台市)を出店した。
ビック酒販が、7月24日に「HELLO, LIQUOR LOVER’S WORLD!~酒好きの世界へようこそ~」をコンセプトとした、単独路面店として初の新規出店となる「ビックカメラお酒屋 吉祥寺店」(東京都武蔵野市)をオープンしている。
次期は、売上高1兆130億円(4.0%増)、営業利益305億円(0.7%増)、経常利益315億円(1.3%減)、親会社に帰属する当期利益175億円(0.1%増)を見込んでいる。
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