ベルク 決算/3~8月増収減益、既存店売上高6.6%増
2025年10月10日 14:26 / 決算
ベルクが10月10日に発表した2026年2月期第2四半期(中間期)決算によると、営業収益2110億1100万円(前年同期比11.3%増)、営業利益88億8400万円(1.7%減)、経常利益90億1900万円(2.4%減)、親会社に帰属する当期利益61億4400万円(0.4%減)となった。
売り上げ面は、商品価格で他社と比較した際の相対的安さを実現。顧客を飽きさせない販売促進活動を継続し、増収を確保。既存店売上高6.6%増だった。
販売管理費は、売上高販売管理費率23.9%と対前年同期差0.1ポイント減となり、従業員の賃金上昇を実現しながら、売上高に応じた経費コントロールを実施したが、利益面では若干の減益となった。
商品は、プライベートブランド「くらしにベルク kurabelc(クラベルク)」を含めた自社開発商品の取り扱いをより一層拡大することで、目的買いが増えたという。
販促は、ポイントカード販促や各種キャンペーン、SNSを利用した情報の発信を行った。
店舗投資では、4月茨城県つくば市に「フォルテつくば店」、5月茨城県龍ケ崎市に「龍ケ崎店」、6月千葉県千葉市に「ハーバーシティ店」、7月群馬県沼田市に「沼田店」を新規出店した。また、既存店3店舗の改装を実施し、総菜・簡便商品の拡充、快適な買い物空間を提供するための設備を更新した。
8月末現在の店舗数はベルク145店舗、クルベ3店舗の計148店舗。
通期は、営業収益4141億7200万円(6.8%増)、営業利益180億9100万円(6.4%増)、経常利益182億6300万円(5.0%増)、親会社に帰属する当期利益124億4500万円(0.5%増)を見込んでいる。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。