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コメ兵/業者向け販売が増加し、4-9月の営業利益34.7%減

2010年10月29日 / 決算

コメ兵が10月29日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高118億5300万円(前年同期比5.6%増)、営業利益2億4800万円(34.7%減)、経常利益2億4700万円(34.0%減)、当期利益1億3700万円(37.4%減)となった。
東京地区とオンラインストアの売上が順調に推移した。宝石・貴金属を中心に中古品仕入が順調に推移したことに伴って増加した在庫量の適正化を図るため、中古品取扱業者と貴金属素材取扱業者への販売が増加した。また、効果的な販促活動などの影響に加え、前年同期に売上高が減少した反動があり増収となった。
利益面は、適正な買取と販売価格の設定、売上総利益が確保しやすい中古品の売上高構成比向上に引き続き注力したものの、売上高総利益率が比較的低位な中古品取扱事業者への売上高が増加したことにより売上高総利益率は28.2%(0.6ポイント低下)となった。
店舗の出店やオンライストアの強化に伴う人件費及び広告宣伝費の増加などの影響により、販売費及び一般管理費は30億8800万円(8.4%増)となり、売上高営業利益率は2.1%(1.3ポイント低下)となった。
通期は売上高240億4700万円(1.0%増)、営業利益10億800万円(7.2%増)、経常利益10億300万円(7.8%増)、当期利益5億7500万円(8.7%増)の見通し。

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