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スリーエフ/2月期は加盟店教育見直しで営業利益2倍

2011年04月11日 / 決算

スリーエフが4月7日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は269億9100万円(前年同期比2.0%増)、営業利益5億6600万円(123.8%増)、経常利益6億6900万円(88.1%増)、当期利益3億3700万円(前期は2億8300万円の当期損失)となった。チェーン全店売上高は1034億1400万円。
個店商圏の深耕による収益力の向上を基本とした店作りの強化に努めたほか、独立研修社員制度を活用したオーナー輩出により、FC店比率の向上に努めた。
店舗スタッフの教育プログラムを活用してクリーンネス・フレンドリーサービス・身だしなみといった商売の基本の徹底を図りつつ、オーナーマネジメントセミナーを開催するなど加盟店における総合的な教育体制の強化に取り組んだ。 カウンターフーズやパスタ、デザート等を中心に継続的にオリジナル商品の強化に努めたほか、出店30年の記念企画として過去の好評商品の復刻発売や、日本を代表するパティシエと人気タレントが共同監修した「スーパーコラボスイーツ」の発売、曜日別・カテゴリー別の販促企画やTカードを活用した各種販促施策などを連続して展開した。
店舗数は、開店16店、閉店28店となり、総店舗数634店(エリア・フランチャイズ契約に基づく四国地区は70店、スリーエフ店合計704店)となった。
来期は売上高259億円(4.0%減)、営業利益6億7000万円(18.3%増)、経常利益7億5000万円(12.0%増)、当期損失2億5000万円の見通し。

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