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イオン/2月期は総合小売事業好調で営業利益32.4%増の1820億円

2011年04月14日 / 決算

イオンが4月14日発表した2011年2月期決算によると、売上高は5兆965億6900万円(前年同期比0.8%増)で、営業利益1723億6000万円(32.4%増)、経常利益1820億8000万円(39.8%増)、当期利益596億8800万円(91.8%増)となった。

総合小売事業の売上高は4兆1358億8600万円(1.2%増)、営業利益は804億6700万円(82.1%増)となった。 持分法適用関連会社も含め、国内でGMS4店、SM49店を出店、GMS15店、SM28店を 閉店し、海外では、GMS8店(中国6店、アセアン2店)、SM7店(中国3店、アセアン4店)を出店、GMS2店(中国)、SM1店(アセアン)を閉店した。
GMS事業では、サイクルやリカー売場で、品揃えや陳列、接客等の専門性を追求する「専門店化」を推進し、ファミリー層向けのカジュアル衣料を展開する「トップバリュコレクション」や30代女性をコアターゲットとした生活雑貨専門店「R.O.U(アール・オー・ユー)」等の新しい専門店の開発、出店を進めた。
ローコストオペレーションに徹するディスカウントストア(DS)事業を成長分野と位置付け、DS事業を推進する 責任者を配置した。全国で展開を進めているDS業態「ザ・ビッグ」の出店を加速し、2011年2月末の店舗数は、グループ合計で54店となった。
2008年4月にサービスを開始したネットスーパーは、新たに57店でサービスを開始し、グループ合計で128店舗となった。
専門店事業の売上高は5328億8400万円(2.0%減)、営業利益57億4600万円。ディベロッパー事業の売上高は1710億800万円(3.3%増)、営業利益384億5100万円(1.1%増)。サービス等事業の売上高は1兆1112億1100万円(3.8%増)、営業利益421億8700万円(3.7%減)。
電子マネー事業では、WAONの利用可能か所数が、2011年2月末時点で全国10万2500か所、総発行枚数は約510万枚増の約1850万枚となり、決済金額は8580億円を超える規模となった。
来期は、売上高5兆1000億円(0.1%増)、営業利益1750億円(1.5%増)、経常利益1830億円(0.5%増)、当期利益400億円(33.0%減)の見通し。

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