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ヤマダ電機/3月の売上高15.7%減、店舗数は2726店へ

2011年04月12日 / 月次

ヤマダ電機(2010年3月期売上高:2兆161億円)が4月11日に発表した3月の月次IR情報によると、グループ全店POSベース売上高は15.7%減、単体POS売上は16.3%減だった。
震災により、東北・関東・甲信越地方の約110店で被害(建物・商品等)が発生、そのうちの半数が一時休業状態となるなど大きな影響が出た。
4月11日現在、休業中の店舗は7店舗。震災が消費者心理に及ぼした影響は大きく、マインドが低下、一部商品を除いて大きな買い控えが発生した。
商品別では、空気清浄機、気温が低下したことによりエアコンをはじめとした季節品関連、携帯電話が伸長した。一方、TVが前年の駆け込みの反動とサイズミックスによる単価ダウンの影響が発生し伸び悩んだ。その他、冷蔵庫、洗濯機、パソコン本体、PC周辺機器、デジカメ、ゲーム関連商品が伸び悩んだ。
3月末で子会社コスモス・ベリーズの加盟店舗数が2084店となった。
店舗展開では、テックランド行方店をはじめ計6店舗を開設した。3月末現在のグループ店舗数は2726店舗(前期末比で751店舗増)。
4月の新規出店は、15日に静岡県・磐田店、29日に北海道・NEW釧路店、岩手県・花巻店を予定している。

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