スターバックス/2020年に国内1500店へ
2016年07月14日 23:33 / 流通最前線トレンド&マーケティング
2016年は、日本の高校生の意識調査をした結果、自分自身に価値を感じていない高校生が約50%にのぼることを受け、はじめて地元の高校生が主体となって、店舗のコミュニティコネクション企画を行う「Youth Connection@STARBUCKS」を開催した。
水口CEOは、「自分自身に価値を感じていない高校生が数多くいることに衝撃を感じた。スターバックスコーヒーでの取り組みで、小さな成功から、自分に価値を感じるきっかけを作っていきたい」と語る。
社会の変化に対応し、Owned MedeiaやSocial Mediaを通じた情報発信のほか、プリペイドカード「Starbucks Card」を発行。オンラインを活用した会員サービスも導入している。
積極的な情報発信もあり、2015年12月時点でのTwitter(日本)でのフォロワー数は294万3525人、Facebook(日本)のファンは121万5850人となっている。
スターバックスでは、お客に提供する価値として、利便性のほかに、「サプライズ&デイライト(常にお客に驚きと楽しさを提供する)」という考え方がある。
水口CEOは「驚きと楽しさの提供という点で、SNSでのつながりが、お店への来店にもつながっていると思う」とSNSの取り組みを評価した。
スターバックスコーヒージャパンは2015年に、スターバックス・コーポレーションの完全子会社となった。
完全子会社化に伴い、これまで日本で独自に開発していた商品のほか、米国で開発した商品や施策も、よりスムーズに日本国内に導入できる体制となった。
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