三越伊勢丹ホールディングスと京都府は、共同でものづくり事業を開始した。
ライフスタイルの変化などを理由に市場が縮小し、危機的な状況にある伝統産業の窮状を打破するため、日本を代表する伝統の技と三越伊勢丹のノウハウを融合させる企画。
5月24日に、京都府庁旧本館の旧議場で、「京都府×三越伊勢丹ものづくり事業参画希望者向け事業説明会&研修会」を開催する。31日まで、参画希望者を募集し、10社程度を選考により決定する。
京都府内で活躍する伝統工芸の若手職人と、三越伊勢丹の商品部責任者やバイヤーにより二人三脚での商品開発を実施。
完成商品は2017年1月を目途に、三越伊勢丹の基幹三店である伊勢丹新宿本店、三越日本橋店、三越銀座店のいずれかでお披露目をする。
三越伊勢丹ブランドのグローバル展開におけるコンセプトを掛け合わせ、広く市場展開する予定だ。
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