メディパルHD/3月期は売上高5.4%増、営業利益28.9%増
2016年05月16日 18:25 / 決算
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メディパルホールディングスの2016年3月期決算は、売上高3兆281億8700万円(前年同期比5.4%増)、営業利益422億8300万円(28.9%増)、経常利益551億4000万円(24.0%増)、当期利益307億7100万円(29.9%増)となった。
医療用医薬品等の販売は、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進や新薬創出加算品、新たなC型肝炎治療薬の需要が拡大したことなどにより、順調に推移した。
顧客との販売価格交渉を着実に進める一方で、物流業務の効率化などにより販管費の削減を行い、利益の確保に努めた。
営業面の強化では、1800人規模のMR認定試験合格者を、高い専門知識とスキルをもつARとして任命し、新たなプロモーション活動に取り組んだ。
全国の事業拠点やARなどの人材資源を活用し、医薬品の製造販売後調査(PMS)を製薬企業から請け負う事業を展開した。
来期は、売上高3兆1030億円、営業利益425億円、経常利益555億円、当期利益310億円の見通し。
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