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ロイヤルホスト/店内調理で、家庭では味わえないメニューを提供

2016年06月17日 15:18 / 流通最前線トレンド&マーケティング

1メニューあたりの一日の注文数で10食がひとつのヒット商品の目安で、全店合計で1日2500食程度の販売を目指す。カレーの売上は子どもが夏休みに入る7月から高くなりお盆前の8月10日ごろにピークを迎える。フェア期間中の注文占有比率で10%を目標とする。

<これまでのカレーフェアの商品>
これまでのカレーフェアの商品

ロイヤルホストの売上のうち、85%は定番化しているメニューで、残りの15%がフェアによる期間限定メニューとなっている。フェアメニューは、売上構成比が小さいものの、次の定番メニューを発掘する重要な役割も担っている。

今年は、国産野菜のカシミールビーフカレー、日本の野菜を美味しく食べるカレー、ロイヤルプレミアムターリ、チキンカリーグランデ、南国シュリンプカレーの5種類を提供する。

フェアで使用する野菜は、カット技術が難しいため冷凍で納品するかぼちゃ以外は、全て店内でカットし調理している。

<店内調理の様子>
店内調理の様子

佐々木社長は「当社の強みの一つは、商品開発を担う統轄料理長以下のスタッフの引き出しの多さにある。フェアをやるので作るメニューもあるが、そのベースには料理人、コックとしての日々の研究の積み重ねとアイデアがある」と語る。

次>> 商品開発スタッフは、コックと位置付けられている

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